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ホームタウン 水戸の街で取材!2018.10月号の続きを掲載

水戸ホーリーホック通信 特別編
ホームタウン
水戸の街で取材! 第2弾!

田中 恵太選手編
選手の「知りたい!」をとことんインタビュー!
日頃から体に良い食材を意識して選び、自炊した料理をSNSで発信している田中選手。
今回は、水戸市見和にある『アトラス』の管理栄養士 中川 洋子さんにインタビューを行いました!

※2018.10月号の続きを掲載しています。

田中恵太選手(以下田中)「話していると次から次に質問が出てくるのですが、先日インターネットで牡蠣が筋肉に良いと書いてあったのですが、食べても大丈夫ですか?」
中川洋子さん(以下中川)「牡蠣は低脂質で、アミノ酸や鉄分などのミネラルも含まれているので疲労回復や貧血予防に役立つアスリート向けの食品ですが食中毒の心配もあるので、シーズン中は生で食べず、火を通して食べることをお勧めします」

田中「なるほど。ちなみに、コーヒーが好きで練習前に飲んでいるのですが、これは間違っているのでしょうか?」
中川「コーヒーに含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまうため、食事の前後30分に飲むことは避けた方が良いですね。コーヒーは集中力を高めるなどの効果も期待できますが、利尿作用もあるので練習前に多飲するのは避けたほうがいいと思います。コーヒーを美味しく楽しむのであればティータイムにゆっくりと飲むことをおすすめします」

田中「聞いてよかったです。これからは飲む時間に気を付けます。話は変わりますが、じつは自炊が不定期なのですが、食材の上手な保存方法やおすすめの調理法はありませんか?」
中川「小松菜、ホウレンソウ、ロッコリーなどの緑黄色野菜をさっと茹でて冷凍保存したり(一部「栄養価」が減ってしまうものもありますが)、比較的日持ちする根菜類(大根やにんじんなど)、玉ねぎ、イモ類は常備しておくといいですよ。炒め物をするときなどさっと足せるので良いですね。また、食物繊維やビタミン類を含むえのき、しめじ、まいたけなどのきのこ類を2種類ずつくらい順番に購入しておけば、お味噌汁に入れたり、料理にくわえて手軽に量も栄養価もアップできます」



田中「きのこが良いんですね。これから意識して購入するようにします。あと、休みの日に外食でラーメンなどを食べるとどうしても罪悪感を感じてしまうのですが、どうしたらいいですか(笑)?」
中川「罪悪感を感じることはないですよ(笑)。美味しいものは、美味しくいただくのが一番です。アスリートはメニューの選び方を知っておく必要がありますが、食事は楽しむことも大切です。アスリートは主食、主菜、副菜、果物、乳製品をそろえた「栄養フルコース」が基本ですが、1日3食、1週間21食の中に外食が入ったとしても、次の日からきちんと通常の食事のリズムに戻すことができれば大丈夫です。栄養バランスがとれた『食事の軸』ができていれば罪悪感を感じず自信をもって食事をすることができます」

田中「たとえば、外食でいえば仲間と焼肉に行くことがあるのですが、焼肉の食べ方で良い方法はありますか?」
中川「お肉は、低脂質・高タンパク質の部位を選びましょう。ロース、ヒレなどを中心に食べて、豆腐、サラダなどのメニューも加えれば、栄養バランスも整いやすくなります。また、タレはあまり多くつけずにレモンをかけるなど塩分の摂りすぎにも注意してください。もちろん、試合前のアルコールは控えた方が良いですね」

田中「試合前のアルコールは試合に影響しますからね。試合でいえば、走り続けることができる体になりたいのですが、どういうものを摂り入れるべきですか?」
中川「試合中、走り続けるためにエネルギー源の糖質が不足しないようにすることも重要ですが、スタミナやパフォーマンス低下の原因となる貧血を防がなければなりません。これを予防するために、日頃から鉄分を摂取するように心がけましょう。鉄分が多い食材として知られているレバーのほかにも、赤身の多い肉類、マグロやカツオ、サンマなどにも鉄分は含まれています。また、貧血予防にはタンパク質も必要です。豆腐と牛肉、モロヘイヤとツナなどたんぱく質が多い食材を組み合わせるのも効果的です」




田中
「ちなみに、いま流行りのスーパーフードやサプリなどは摂取すべきでしょうか?」
中川「スーパーフードは、日本人に合うかどうかは意見の分かれるところです。私は日本人が昔から慣れ親しんでいる食材をオススメしたいです。特に、発酵食品の納豆、味噌、醤油、甘酒などは腸内環境を整えるのに役立ちます。せっかく栄養バランスを整えても腸内環境が悪ければ吸収が悪くなってしまいます。甘酒にヨーグルトを混ぜて食べるのもおすすめです」

田中「じつは以前、アレルギー検査で牛乳に高い数値が出てしまってから、牛乳は飲まないようにしていて、その代わりではないですが、豆乳ばかり飲んでいるのですが……」
中川「それならば牛乳は無理に飲まなくてもいいです。ヨーグルトを食べたり、小魚、鰹節、干しエビ、ゴマなどをサラダやおひたしにプラスするなど意識して調理に使って少しずつカルシウムの摂取量を増やしましょう。アスリートはケガのリスクが高く、汗によるカルシウム排出量も多いため、カルシウムをしっかりとらなければなりません。どの選手もハードな練習をしている中、食事に気を配ることで他の選手と差を付けられる可能性があります。自分にはいまどのような栄養素が必要で、それがどのような食材から摂取できるか、どのようなメニューを選ぶ必要があるのか、『食選力』を身につけて一歩先をいく選手になってください。今後のさらなるご活躍を期待しています」

田中「今日は色々と教えていただきありがとうございました!」



取材協力  ATLAS 
専門的な知識と経験豊富なスタッフと、最新マシンやプログラム、天然温泉を揃える唯一無二のクラブ。運動が苦手という方にも親切・丁寧にサポートしてくれます。
Tel.0120-209-600
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休/月末の2日間 http://www.atlas-fitness.com/



株式会社フットボールクラブ 水戸ホーリーホック
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城里町七会町民センター(アツマーレ)内Tel.0296-88-3900
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